
SAP NetWeaver PI (旧名:XI)には大きく2つの機能があります。
1つはシステム間連携機能です。一般的にはEAI(Enterprise Application Integration)と呼ばれる役割を果たすもので、SAPシステム間同士、あるいはSAPシステムと非SAPシステム間でリアルタイムにデータの受け渡しを行います。
他のEAI製品に比べてSAPシステムとの親和性が高い特徴があります。
もう1つはプロセス連携機能です。一般的にはBPM(Business Process Management)と呼ばれるもので、システムに対する様々な呼び出しを一連の流れとして定義・実行できる機能です。 PIを導入することにより、システム間のインターフェースが整理・集約され、システム管理工数の低減につながります。また、SOAを実現する上での基盤的な役割を果たします。

ケーススタディ1:既存IT資産活用とSOA基盤構築
システム導入において既存のシステムを廃止して全てを新システムに置き換えてしまうやり方は莫大な導入コストが掛かるとともに投資対効果や資産償却の観点からもリスクが高くなります。そのため、いかにして既存システムとの連携を図り活用できるかがシステム導入時の大きなポイントになります。また、将来的なビジネスの変化に対して柔軟に迅速に対応するため、SOAの考え方を取り入れたシステム基盤を検討されるお客様も増えています。
以下はSAPシステムを導入にあたり、独自開発システムや古くから利用されているレガシーシステムとを連携させた実例です。

ポイント
⇒ システム全体で標準プロトコルによる通信が実現!
メリット
ケーススタディ2: 社外システムPI間連携
通常、他社システムとの連携はEDIなどを通じて行われることが一般的ですが、自社システムにデータを取り込むために高度な技術と専門のノウハウが必要となる場合があります。ここで、他社システムにPIが導入されていれば、自社のPIと繋ぐことで容易にリアルタイムの連携を図ることが可能です。
以下はSAP COIL TokyoにてJTBシステムソリューションズ様、SAPジャパン様、テクノスジャパンの3社が共同で行ったB+PLUS-SAP連携ソリューションの検証事例です。

ポイント
⇒ 社内システム連携と同様なリアルタイム連携が可能となる!
メリット