ERP×CRM×AIで、北米市場でのビジネス展開を加速

株式会社テクノスジャパン（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：吉岡隆、以下「テクノスジャパン」、証券コード3666)の米国子会社Tecnos Global Company of America,Inc.（本社：米国カリフォルニア州、CEO：山下誠、以下「TGCA」）は北米のクラウドインテグレータ、Lirik,Inc.（本社：米国カリフォルニア州、CEO：Anand Ghalsasi、以下「Lirik（リリック）社」）全発行株式の95%を取得し、北米市場でのビジネス展開を強化します。

テクノスジャパンはERP、ビッグデータ、最新のデジタル技術を用いて、顧客企業のビジネス展開を支援しております。一方、Lirik社は2015年にシリコンバレーで起業し、ERPやCRMのクラウドインテグレーション事業を中心に成長中の企業です。当社グループとLirik社は、双方のビジネスにおけるシナジー効果が見込めることから今回の買収を決定しました。今回の買収の主たる目的は以下の通りです。

1. 北米市場でのビジネス拡大 と 日本との連携強化
   テクノスグループとして、Lirik社が持つ北米市場を基盤としてビジネスを進めます。北米はグローバルのIT市場を牽引しており、AIについても北米を中心にさらなるビジネス成長が期待できます。今後は、ERP×CRM×AIの市場において、日本と北米で連携しながらビジネスを拡大します。
2. シリコンバレーにおける最新技術発掘の強化
   Lirik社のシリコンバレーにおける人脈、ネットワークを活かしてスタートアップを含む最新の技術やサービスの発掘を強化し、イノベーション創出の拠点となることを目指します。
3. インド開発センターでのオフショア活用
   Lirik社のインド開発拠点を活かし、優秀なインドの人材を確保し、今後の不足が予測されるIT人材、AI人材の確保を狙います。

なお、Lirik社の現CEOであるAnand Ghalsasi氏は、買収後も引き続き北米市場の責任者として経営に携わります。

Tecnos Global Company of America CEO 山下誠は以下のように述べています。
「高い成長性を示す北米のITおよびAI市場においてLirik社とTGCAはともにシリコンバレーに拠点を持ち、最新のIT技術のトレンドや知見の把握や蓄積に取り組んでおります。今後は、Lirik社とともに北米でのビジネス基盤を拡げ、テクノスグループのグローバル展開に必要なイノベーション創出拠点となることを目指します」

Lirik CEO Anand Ghalsasiは以下のように述べています。
「テクノスグループの一員になれることを心より嬉しく思います。テクノスは、Lirikが次のステージに進む上で最高のパートナーであり、両社が日本、北米、インドで連携すればエキサイティングなビジネスを進めることができると確信しています」

■Lirik社買収によるテクノスグループの成長戦略