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環境負荷低減と効率を同時に向上させる
九州工業大学×テクノスジャパンとの共同研究開発「運送計画立案支援システム」、2024NEW環境展で公開

 株式会社テクノスジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役 社長執行役員:吉岡 隆、以下「テクノスジャパン」、証券コード3666) は、国立大学法人九州工業大学(本部:福岡県北九州市、学長:三谷 康範、以下「九州工業大学」)と共同研究している成果発表の一環として、5月22日(水)から5月24日(金)にかけて東京ビッグサイトで開催される環境技術展「2024NEW環境展」に出展し、 CO2排出量の削減を可能とする「運送計画立案支援システム」 を公開します。 

 九州工業大学とテクノスジャパンは、2021年より飯塚市新産業創出支援センター(e-ZUKAトライバレーセンター)内にサテライトオフィスとしてテクノスジャパンe-ZUKAイノベーションラボを設立し 共同研究を進めています。 テクノスジャパンが有する、商流および物流業務に関する専門知識と、九州工業大学情報工学部の人的知識の体系化に関する技術を融合させることで、商流・物流領域における問題の特定と解決策の開発を目的としています。  

 具体的には、物流分野で注目される「CO2排出量削減」や「2024年問題」といった、重要な社会課題への対応策を探求するため、環境・企業・ドライバーにやさしい「運送計画立案支援システム」 の開発について、継続的な共同研究を進めております。 

 九州工業大学のブースでは、運送部門における環境負荷の軽減と、業務効率化を目指した共同研究の成果を公開します。今後も未来指向の持続可能な運送システムの構築を目的として、共同研究を継続します。この機会に、公開する技術が業界の課題解決にどのように貢献するかをご覧いただきますとともに、実際の業務環境での成果検証を目的とした、実証実験へのご参加も募集しています。どうぞこの機会にご確認いただき、ご協力を賜りますと幸甚です。 

展示会開催概要 
総称:2024NEW環境展
会期:2024年5月22日(水)~24日(金) 
時間:10:00~17:00(最終日のみ16:00終了) 
会場:東京ビッグサイト 東1〜6ホール 屋外実演会場(東京都江東区有明3-10-1)
入場:1,000円(税込) ※事前登録により入場料が無料になります。
主催:日報ビジネス株式会社 

 ■出展ブース案内について
出展場所:東京ビッグサイト 東6ホール (U)関係団体・学術機関エリア
     「九州工業大学情報工学研究院 情報・通信工学研究系 梅田・片峯研究室」のブース(U625 

研究の背景について
 「運送計画立案支援システム」 は、運送部門におけるCO2排出量削減と環境負荷軽減を目的とし、より効率的な運送計画の立案を支援する技術を核としています。
 運送部門におけるCO2排出量削減の推進と環境意識の向上は、日本だけでなく、グローバルにおいても重要視されています。運送部門のCO2排出量は日本全体の約20%を占めています。特に貨物車は運送部門全体の36.6%、日本全体排出量の6.8%を占めているという事実があります。「運送計画立案支援システム」は、環境負荷軽減に向け、CO2排出量を削減可能な運送計画を立案し、持続可能な運送を実現します。 

「運送計画立案支援システム」 の概要
 本研究の目的は、運転者の負荷を抑えつつ、CO2排出量が最少となる荷物の車両割当と運送ルートを計画するシステムを開発することです。多くのシステムでは荷物の車両割り当てをした後に、最短時間や最短距離の運送ルートを決定しますが、必ずしもCO2排出量が最適とは限りません。「運送計画立案支援システム」 は、荷物の車両への割り当て、および運送順序の膨大な組み合わせの中から、新たに開発した探索手法を知識処理技術と組み合わせることにより、準最適解を短時間で求めることが可能です。 

企業間協調プラットフォーム と運送計画の関係について
 テクノスジャパンが提供する企業間協調プラットフォーム「CBP」を利用する場合、企業の出荷予定および、入荷予定が「運送計画立案支援システム」 と連携することにより、効率的な運送計画の立案を実現します 

 ■企業間協調プラットフォーム「CBP」について
 企業の取引データを、柔軟かつリアルタイムに活用していくための協調プラットフォームです。データを溜めて活かす企業間取引基盤と、データをつなぐデータ連携基盤の2つのコア基盤で構成されています。データ活用によりコミュニケーションを円滑化し、サプライチェーン全体での生産性向上を実現します。詳細はhttps://www.tecnos.co.jp/lp/cbp/をご覧ください。 

■展示内容について
 共同研究では、運送計画立案エンジンの開発と、企業データを利用した実際のビジネスシーンでの適用可能性を検証しています。今回公開する成果は、飯塚市の協力企業と共に検証されたものです。当日は、これらの技術を具体的にご体感いただけるデモ機を設置いたしますので、是非、お越しいただきたく存じます。 

【会社概要】
株式会社テクノスジャパン
 テクノスジャパンは「企業・人・データをつなぎ社会の発展に貢献する」をグループミッション、「LEAD THE CONNECTED SOCIETY TO THE FUTURE」をビジョンとして掲げ、企業のデータドリブン経営に伴走しています。1994年の創業以降、ERPのシステムコンサルティングとインテグレーションを展開。現在はCRM、自社開発の企業間協調プラットフォームCBPを組み合わせた「ERP×CRM×CBP」のトータルソリューションで、経営管理およびサプライチェーン全体の高度化による企業の生産性向上を支援しています。

会社名:株式会社テクノスジャパン
所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー14階
代表者:代表取締役 社長執行役員 吉岡 隆
設立:1994年4月27日
資本金:5億6,252万円
U R L :https://www.tecnos.co.jp/

※本文中に記載されている学校名、会社名、製品名は、各法人の登録商標または商標です。

 

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